美しい中世の街、アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)はアブルッツォ州のお隣、マルケ州に位置します。
他のイタリアの古い街並みと違うのは、壁が全体的に黄色いこと。日の光を浴びるとまるで宝石のようにキラキラします。
また、ここは屋台も多く、名物はアスコラーネ!食べ歩きもできます。
【名物】オリーベ・アスコラーネ
Ascoli Picenoという駅を降り、右手に進むとトロント川が通る橋があります。その橋を渡ると、観光スポットでもある旧市街に出ます。
そのままずっとまっすぐ進むとPIAZZA ARRINGO(アッリンゴ広場)という場所に出ます。
この広場にある屋台で売られているOLIVE ASCOLANE(オリーベ・アスコラーネ)を食べましたが、なんと美味しいのでしょう!!
アスコラーネとは、オリーブの中にミンチされたお肉が入っていて、それをまるごとフリットした料理。ASCOLIの土地の名前からきてるように、こちらの伝統料理になります。
OLIVE ASCOLANE(オリーベ・アスコラーネ)
私の住むアブルッツォ州でもレストランのメニューによくあるので、食べる機会は多いのですが、今まで食べてきたアスコラーネとは全然違う!!
白い方がスタンダードで、黒いほうがトリュフ味。
トリュフ味は初めて食べましたが、トリュフの香りが良くてスタンダードよりもオススメ!
※ただし、私はここに数回来たことがありますが、日によって塩加減が違い、しょっぱすぎる日も…w
テラス席もあり、ワインなども注文できます。
昼から美味しいモノをつまんで、綺麗な建物をみつつワイン飲むとか最高ですね!
この写真の奥に見える建物がドゥオモです。
私が行ったときは修理中だかで中に入れなかったのですが…。
【街一番有名な】ポポロ広場
アッリンゴ広場を抜けて進むと、この街で一番有名な広場があります。
PIAZZA DEL POPOLO(ポポロ広場)
わかりますか!?この壁がちょっと他とは違うのを…
シーズンオフの平日なので人は少なかったですが、夕方になると少し増えてきました。
こちらの広場にあるBottegaio del gelato(ボッテガイオ・デル・ジェラート)というチョコレートとジェラートのお店で糖分補給!
私たちが食べたのは、チュロスとヨーグルトのジェラート。
チュロスは揚げてなく、砂糖もまぶされてないので日本よりも軽く、ほどよい甘さで私にはちょうど良かったです。
他にもワッフルやドーナツなどもあり、甘いもの好きさんは必見!
可愛い街並みを散策
このアスコリ・ピチェーノという街には教会がたくさんあります。
が、なかなか開いている教会が見つからない…。
開いていたら通常は入れるので、是非見学してくださいね。
また、街がアンティークで見応えがあり、迷路みたいになっているので散策するだけでも楽しいです。
もちろん誰かが住んでいるのですが、絵になります…
イタリアでは古くアンティークな家は高い価値がつきます。
このあたりはほとんどアンティークで古そうな物件ばかりですが、一体おいくらなんでしょう…
あるおうちの洗濯物が全て黒だったので、つい写真をとってしまいましたw
ちゃんと色ごとに分けて洗濯しているですねw
行き方
Ascoli Piceno駅を降りるとすぐに観光用マップがあり、街のところどころにもあります。
駅を出て左に曲がると橋があります。
そこを渡ると旧市街のアンティークな街並みになり、観光客もチラホラいることでしょう。
一日もあればゆっくり観光できます!
訪れたらオリーベ・アスコラーネは是非、ご賞味あれ!!
この街の隣にもまた、歴史の深い城砦のある街があります。セットで観光できます。
↓アスコリ・ピチェーノの隣町、チヴィテッラ・デル・トロント↓
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