「イタリアの最も美しい村(I borghi più belli d’Italia)」のひとつチッタ・サンタンジェロ(Città Sant’Angelo)はアブルッツォ州ペスカーラ県にあります。
またアメリカの経済雑誌「Forbes」で”低コストで質の高い街ランキング6位”に選ばれました。
10以上の礼拝堂・教会や、見晴らしいのいい展望台がたくさんある小さな綺麗な街です。
街を散策しよう!
街のいたるところにこの地図があるので(しかも新しい!w)、下調べなしでも散策しやすいですよ。
今回、私は赤い丸のところから青い線の道を通って、黄色の丸のところまで横断しました。
お茶しても所要時間は1時間半ほどの、本当に小さな街です。
地図の赤い丸の場所に駐車し、横は市営の庭園がありました。
ゴミひとつ落ちてない綺麗な庭!!
この庭園の横にINFORMAZIONI(インフォメーション)がありました。
が、閉まってました笑
夏になったら開くのかな?(基本イタリアは夏以外は観光客が少ないので、こういう小さな街は尚更住人ぐらいしかいません)
チッタ・サンタンジェロは丘の上にある集落で、街のいたるところから景色が見渡せます。
イタリアって昔から丘の上に集落を作りますよねー。だからこういう小さくアンティークな街は景色を見渡せる丘の上によくある!
赤い丸から青い道を真っすぐ行きすぐに、この右側の大きな建物が現れます。
この建物はサン・ミケーレ・アルカンジェロ教会(Collegiata di San Michele Arcangelo)で、1200年に建てられたアブルッツォで重要な記念建造物のひとつです。
扉も重厚感があり美しいです。
このときは閉まっていたので入れませんでした。ミサのときには入れるはずです。
中みたい人はこちら→https://visitcittasantangelo.it/luoghi/collegiata-san-michele-arcangelo/
また青い線の道をまっすぐ行くとこんな感じで可愛らしい町並みが続いています。
道路も綺麗に舗装されてて、イタリアではちょっと珍しいかも笑
写真を撮っていると、通りがかる車が撮り終わるのを待ってくれるという優しさ…。
住人の優しさを感じます(´;ω;`)
可愛らしいカフェテリア発見!
他にもいくつかカフェテリアを発見したので、コーヒーを飲みつつのんびり散策しましょう。
お土産屋さんもありました!
さらに青い線の道をまっすぐ行くと…
教会に突き当たります!
こちらはサンタアゴスティーノ教会(Chiese di Sant’Agostino)
チッタ・サンタンジェロで一番高いところにあるそうです。
ここも残念ながら閉まっていたため中には入れませんでしたが、中は真っ白な壁と天井に赤い床の他とはまた違った雰囲気の教会みたいです。
中を見たい方は→https://visitcittasantangelo.it/luoghi/chiesa-sant-agostino/
サンタアゴスティーノ教会から住宅街を抜けると、地図の黄色の丸の場所に到着。
写真のやや左下にある案内板は、アペニン山脈、アブルッツォの山々の表示です。
あいにくこの日は靄がかかっており、あまり山は見えませんでした。
(イタリアの秋冬は午後から夜にかけて霧が多くなりやすいのです)
低コストで質の高い街ランキング6位
アメリカの経済雑誌「Forbes」はアブルッツォ州のチッタ・サンタンジェロを”低コストで質の高い街ランキング6位”に選びました。
温暖な気候により「小さなパラダイス。知る人ぞ知る秘境」と評価。
1位から10位までに選ばれた街は…
1位 リスボン、ポルトガル
2位 サンティアゴ・デ・カリ、コロンビア
3位 サントドミンゴ、ドミニカ共和国
4位 サンペドロ、ベリーズ
5位 サン・シニアン、フランス
6位 チッタ・サンタンジェロ、イタリア
7位 リュブリャナ、スロベニア
8位 プラヤデルカルメン、メキシコ
9位 バリ、インドネシア
10位 ダナン、インドネシア
と、誰もが知る有名な街の中にチッタ・サンタンジェロがあり名誉なことですが…なぜ?と疑問に思う筆者でした…笑
さいごに
アメリカの雑誌のランキングに選ばれてますが、観光には半日もあれば十分なので他のアブルッツォの街も回ってくださいね笑
今回紹介した場所以外にも、ミュージアムや歴史的な建造物などもありますので、もしお越しの際は「チッタ・サンタンジェロ観光公式HP」を参考にしてください!
行き方
ペスカーラ・チェントラーレ(Pescare Centrale)駅から車で30分、バスで40分。
Pescara Nord(高速道路出口)から車で10分。
近くのスポット
アウトレットもあります!
→Città Sant’Angelo Outlet Village
さらに、その近くにアッロスティチーニが美味しいレストランもあるので、訪れてみてください!
(ただ帰りは車かタクシーでないと帰れません…)
→Pecoropoly(レストラン)
もしくは→da Luciano(レストラン)
\アブルッツォ観光/
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