世界のSUSHIブームのおかげで、今や日本米は海外のどこにいても手に入ります。
ただ「値段が高い」「今日欲しいのに売り切れ」「車で1時間かかる」など、日本よりは手に入りづらい海外在住者の方もいると思います。
そんなときのために、イタリア米を使用してなるべく日本米に近づける炊き方を紹介します!
イタリア米を普通に炊くと、パサパサで古米臭が強いのよね。
※日本米と全く同じようにはいかないので、あくまでも代用とお考え下さい。
イタリア米を日本米風に炊く方法
個人的にはRIBEという種類のイタリア米が日本のお米に近い気がします。
安すぎるものよりちょっと高価なものを選びましょう。
(画像はスーパーのディスカウントブランドです笑)
①お米をしっかり研ぐ
通常、イタリア米は研ぐ必要はありません。ですが、日本米風にしたければ3~4回しっかり研ぎます。
びっくりするほど研ぎ汁が濁ります笑
イタリア産の日本米も同じくらい濁るので、イタリアで買った日本米を使う場合もしっかり研いだほうがいいです。無洗米はありません。
②一時間以上浸水させる
研いだら、一時間以上浸水させます。
炊くときは通常よりも少し多めの水で炊きます。
鍋でお米を炊く方法
私は炊飯器を持っていないため、鍋やフライパンで炊きます。
(蒸気を逃がさないための蓋が必要になります)
これに慣れると炊飯器よりも早く、美味しく炊けますよ!
①水分量
鍋(またはフライパン)に研いだお米と水を入れます。
水分量はお米1に対して水1~1.2です。
または、お米の上にそっと手のひらを置き中指の第2関節まで水を浸らせます。←私はいつもこの方法
※イタリア米を炊く場合はこれに少し水を多めに足してください。
慣れれば目分量でいけます~
慣れてないと失敗するかもしれませんが、一度の失敗で諦めず何回か試してみてください!
私も何回か失敗しましたが、今となってはなんで失敗したんだろうと思うくらい超簡単です!
慣れていないうちは、少なすぎず多すぎず1~2合ぐらいの量で挑戦してみてください。
②沸騰したら弱火で10分
蓋をし強火で火にかけ沸騰したら弱火にします。
蓋をし中身が見えなくても蓋がコトコトと動きだします。
それが沸騰した合図なので弱火にし10分。
③蒸す10分
弱火10分が経ったら、火を消して蓋をしたまま10分放置します。
このとき蓋を開けないように!
そして完成です!
もちもちに炊く裏技
粉寒天
粉寒天は日本米に混ぜて使っても、お米がもっちりと美味しくなります。
さらに寒天は食物繊維の王様なので、粉寒天を入れない理由がありません。
さらにさらに!お米を海外に持ってこうとすると重くて大変ですが、粉寒天だと軽いのでたくさん持っていけます。
使用方法
洗って浸水させたお米に入れるだけ。
1合につき2gほど。
そのまま通常通り炊きます。
もち米
一合あたり大さじ1のもち米を混ぜるともちもちするらしいです!
早いうちに食べよう
なんとなく美味しく炊けても、イタリア米は時間が経つと硬くパサパサします。
なので作ってすぐ食べることがベスト。
多めに作って明日のご飯、なんてすると次の日にはカッチカチで食欲減退するほど笑
もし残ってしまった場合は、おじやなどにするといいかもですね。
まとめ
イタリア米を無理やり日本米風に美味しく炊く方法でした。
ポイントは、イタリア米は水分を含みにくいため
- 浸水時間は1時間以上
- 炊くときは水を少し多めで
- なるべくすぐ食べる
- 古米臭をとるためよく研ぐ
日本米と同じようにはできませんが、海外在住の方は日本米がないときの緊急時用に参考にしてください!
でもね、海外に住んでいるとだんだんと求めるレベルが低くなってくるため、もーこれで十分!なんて思ってきちゃうんですよね~笑
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