海外では日本との文化や常識が違い、知らないと損をしたり、ストレスが溜まることがあると思います。
旅行や短期留学の前に、イタリアってどんな文化なのかちゃちゃっと勉強しましょう!
項目はいっぱいありますが、それぞれ簡潔にまとめました!
ホテル・ホームステイでは…
スリッパを持ってこよう
家の中は土足なのでホームスティする場合は家用のスリッパが必要です。
ホテルもスリッパがない可能性があるので簡易スリッパを持って行ったほうがいいですね。
夏ならサンダルでもいいね!
ビデ
ホテル・一般家庭のバスルームに必ずあります。
イタリア人は毎日シャワーを浴びる習慣がないので、おまたや足をここで洗います。
電子レンジが当たり前ではない
日本だと一家に一台、電子レンジがありますが、イタリアの家庭ではない家も多いです。
(その代わり、食べ物を温めるときはオーブンやフライパンを使います)
レストラン・喫茶店では…
トイレに便座がない
喫茶店やレストランのトイレには便座がなかったりします。
絶対に座らないでくたざい!!
みんな中腰でお尻を浮かしてしているので、非常に汚いです。
潔癖さんは覚悟してくださいね。
詳しくはこちら→イタリアのトイレ事情
店内はほとんどが禁煙
喫煙者の皆様には悲報ですが、レストラン、喫茶店は店内禁煙がほとんどです。
そのかわり必ずと言っていいほど入口に灰皿があるので、吸いたい場合は外へ。
テラス席ならほとんどの場所が喫煙OK!
おしぼりは出されない
おしぼりはイタリアのレストランにはありません。(貝やエビ料理で手が汚れる料理はついてくる)
その代わり、紙ナプキンです。
Caffèはエスプレッソ
イタリアでは日本人が好む薄いコーヒーは好まれず、エスプレッソが主流です。
→イタリアのバール!コーヒーの種類と楽しみ方、知らないと損!
買い物するときは…
お昼休憩に注意
スーパー、アパレルなど、だいたい13時~16時まで昼休憩に入り閉店しています。(休憩なしのお店もある)
観光名所は休憩なしのところが多いですが、買い物する時間には注意してください。
挨拶は大事
日本人は店員さんに挨拶やお礼を言わない人が多いですが、イタリアではします。
「チャオ」「ボンジョルノ」と言われたら必ず返しましょう。
お会計後も「グラッツィエ!チャオ」と言いましょう。
またブティックなどの場合は、何も買わなくても帰り際に「グラッツィエ!チャオ」と言いましょう。
スーパーでレジ袋は有料
イタリアではほとんどのスーパーが有料で、しかも数十円します。
通常は店員さんが袋いるかどうか聞いてきますが、商品の数が少ないと聞かれないこともあります。
必要だったら店員さんに頼むか、エコバックを持っていきましょう。
個包装のパックよりも注文したほうが美味
スーパーで個包装でパックに入ったのも売られていますが、プロシュートなど口頭で注文したもののほうが美味しいです。
注文の仕方については「イタリア語で買い物【用語集】」へ。
スーパーについて詳しくは「イタリアのスーパーで買い物しよう【食材編】」へ。
破損している商品に注意
袋や蓋に穴があいているもの、開封されているもの、壊れているもの、明らかに食材の色がおかしいもの、など店頭に並んでいることが多いので買い物のときはチェックしてください!
子供がいじって穴をあけたり、壊しても平気で戻す客が多い
コンビニや24時間営業はない
都心にはあったりしますが、数は多くありません。
夜中に小腹がすいたり喉がかわいても、コンビニや夜中あいているスーパーはないので注意!
街を歩くときは…
歩きたばこOK
スモーキングエリアというのは存在せず、道路での歩きたばこはOKです。(屋内はもちろん禁止のところがほとんどです)
そしてそこら中にゴミ箱が設置しており、同時に灰皿もあります。
自販機がない
駅構内では飲料水やスナックの自販機はおいてありますが、街中や道路などではあまり見かけません。
郊外になればなおさらありません。
コインロッカーがない
コインロッカーはありませんが、その代わり主要駅だとクロークがあるところも。
スーツケースを預けたい場合は事前に確認しましょう。しかし、貴重品は預けないこと!
公共のトイレは有料のところがある
ターミナル駅のトイレはだいたい有料です。観光地のトイレも場所によっては有料です。
電車やバスを利用するときは…
乗車券は自分で打刻する
イタリアの電車(Treno)の場合、改札がないところが多く、電車に乗る前にホームにある機械で打刻します。
※地下鉄は改札があるので不要
バスの場合も、運転手はチェックしないので乗ったら車内の機械で打刻します。
打刻を忘れると、乗車券を持っていても罰金をとられる危険があるので注意。
電車で充電できる
電車(Treno)には各座席にコンセントプラグがついているところがあります。
※地下鉄・バスはない
車内でのマナー
日本は車内でのマナーはたくさんありますが、イタリアでは食べ物食べたり、通話したり、自由な人が多いです。
日本は神経質すぎるよね
食事をするときは…
食事の常識やマナーについては「イタリアで食事マナーにびっくりした7つのこと」へ!
イタリア人のディナーは遅い
イタリア人のディナーの時間はだいたい20時や21時です。
なのでレストランもオープン時間が遅いところも多いので注意しましょう。
朝食は軽めで甘いもの
イタリア人は朝、ガッツリ食べません。クッキーや、甘いクロワッサンを軽く食べます。
バールでの朝食は甘いものがメインですが、しょっぱいパンも一応あります。
美容やケアについて
クレンジングオイルはあまり普及していない
イタリアではクレンジングオイルはあまり普及しておらず、石鹸や拭き取り式で落とします。
しかしこの拭き取りのクレンジング、あまり落ちない…。(メーカーによっては落ちます)
クレンジングオイルが欲しい場合は、コスメショップで売っています。(ちょっと高価)
使い捨てマスク
新型コロナウイルスの影響で現在では、スーパー、薬局、ホームセンターなどどこでも見つかります。
それ以前はマスクをしていると変な目で見られるほど流通していなかったので、市販はなかなかありませんでした。
日傘
イタリアでは日に焼けることが健康にいい・ステータスと思っている人も多いため、日傘は滅多にみません。
日焼け止めクリーム
日光浴の好きなイタリア人ですが、日焼け止めは売っています。
ただ、ひと昔前を思い出すような、白いのが残るタイプなので短期滞在なら日本から持ってきたほうが賢明です。
まとめ
結構知らないと困ることがたくさん!
旅行や短期滞在の場合は、日本から持ってこられるものは持ってきた方がいいですよー。
コンビニはなく、遅くまであいているスーパーも少ないため、現地で調達すればいいやと思っていると、なかなか買えなかったりします。
しっかり準備して楽しいイタリアを過ごしましょう(*’ω’*)
\イタリアに興味がある人/
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