イタリアはジェスチャー(手振り)の動きがめちゃくちゃ多い国で、イタリア人を観察しているとみんなよく手が動いています笑
知らなくてもなんとなくわかるジェスチャーから、どういう意味?とよくわからないジェスチャーまで、幅広くあるイタリアですが、今回はその中からよく使われるものを私の旦那がイラストしてくれました!(色付けしたのは私だからね!!)
※基本は2,3回繰り返して使われます。
「OK」「いいよ」
日本でも使われているジェスチャーで、イタリアでも同じように使いますね。
「あっち行け」「早く行きなよ」
「どっか行け」と相手を遠ざけるときや、「早く行って」と相手を急かすときに使います。
動作下から上に手首を使って振り上げる
「ちょっとしかない」「終わり」
「砂糖どれくらい残っている?」
→ちょっとしか残ってないよor空っぽだよ
というときに使います。
動作親指を左右に振るイメージで動かす
「美味しい」「どんだけ〇〇なんだ」
「なんて美味しいんだ」と肯定的に使うこともあれば、ホントは美味しくないものにわざと反対の意味として使うことも。
「どんだけ君はゆっくりなんだ」や「どんだけバカなこと言うんだ」など小馬鹿にするときにも使います。
動作空気を混ぜるイメージで大きく回します。
「独りだよ~」
「一人で家にいるの?」「置いてかれたの?」
「独りだよ~」と一人でいる状況に使います。
どちらかと言うと「暇だよ~」「寂しいよ~」という気持ちのときに使われ、一人でいたいときには使いません。
動作指先を上にして手首だけで返してクルクルさせる
「何言ってるのさ」「わからなかった」
「わからなかった/理解できなかった」と純粋な疑問の意思表示として使われますが、
「何言ってるの?」「冗談言わないでよ」と相手とは反対意見の意思表示としても使われます。
動作指先を自分の顔(口)に向けて、キツツキのように手首を振る
「ビビったでしょ?」「怖いでしょ?」
小馬鹿にした顔をしながら「今ビビったでしょ~」というときに使います。
動作手を開いて閉じる
「もう行こう」
「もう行こう」「もう帰ろう」「もう行くわ」と、その場から去りたいときに使います。
動作胸元~お腹あたりで奥から手をくの字にさせて自分の方へ叩くイメージ。反対の手のてのひらを壁にして叩いてもOK
「怒るよ?」
「怒るよ?」「それ以上やったらどうなるかわかってるよね?」という注意喚起のときに使います。
動作手刀で叩くイメージで
「つまんない」「興味ない」
「あいつの話つまんねーな」「退屈だな」というときに使います。
動作あごを爪でなでるように外側に手首を動かす
「バカやろう」「何バカ言ってんだ」
日本語でどう説明したらいいのか難しいのですが、相手に喧嘩を売るしぐさでもあります。
そのためフォーマルな場所や、むやみに人へ使ってはいけませんが、友達との会話の中でジョークとして使われることはあります。
動作イラストのように、力強くポーズを決めるイメージで
まとめ
他にも種類はありますが、この辺で。
「お金」「まぁまぁ(So-so)」「Wフィンガー」「クロスフィンガー」のジェスチャーは英語圏と同じです。
ジェスチャーは言葉と同時に自然と身に入ってくるので、無理して使わず、意味だけ理解しておきましょう!
\イタリア人の文化/
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