イタリアでは、住んでいる地域によって外国人(移民)に無料でイタリア語のスクールがあります。
市役所(comune)で運営されているので、情報を知りたい人は住んでいる地域の市役所へ聞きにいきましょう!
今回は私の地域での情報をお伝えしますので、参考にしてください。
受講できる人の条件
市役所(comune)で教えているイタリア語スクールを受講できる条件は
・イタリアにすでに住んでいる人
(住民票がある人)
・外国人であること
つまり何かしらの理由(結婚、仕事、移民など)でイタリアに移住した外国人への語学の勉強を手助けしているのです。
とても素晴らしい外国人に優しいシステムですね。
※住民票がない留学生は受けられません。
何語で教えるの?
その地域によって教えている言語は、需要によって違います。
英語や中国語は比較的どこでもあると思いますが、日本語は私の地域ではありませんでした。日本語で開講しても、一年に1人いるかいないかぐらいの低需要なので…。
このように自分の知る言語のクラスがない場合は、イタリア語でのイタリアの授業になります。
とりあえず情報だけ入手しよう
私の地域の場合、1年通して通うため開講する時期があります。
つまり「そろそろイタリア慣れてきたし学校でも通うかな~」と思っても、すぐに受けられない可能性があります。
また、レベル・クラスによって開講されている場所は大きく違います。同じ県内で、いくつかの市をまたがって開講しているため、受けたいクラスが遠くて通学に不便な場所の可能性もあります。
ということで、住民票を獲得したらとりあえずインフォメーションを聞きに行きましょう!
私がこの学校に行かない理由
私は結局、この無料のイタリア語学校には通わないことに決めました。
私が受けるべきクラスは2ヵ所で開講されているのですが、1か所は通うのにはちょっと遠い距離。
もう1か所は黒人が住むマンションのまさにその中で開講していて、そして生徒も黒人のみでした。
ちょっと差別的じゃない?と思われますが、国が違えば注意すべきところも変わり、イタリアでは黒人(難民)には気を付けないといけません。
詳しくは→「イタリア難民問題「黒人=難民」の認識が強い」
これが日本だったら、別に黒人でもいいんじゃん?と私は反対はしませんが、私のイタリア人の旦那や友達からは反対され、結局通うのはやめたのです。
まとめ
1年通して学校に通わなくてはいけなかったり、いつでも受講スタートできるわけではないため、すぐに働きたいという人には向いていないかもしれません。
通いたくても通いにくい場合も出てくるので、とりあえず情報だけは聞きに行くことをオススメします!
無料はありがたいですが、都合に合わない場合は有料の語学学校や、プライベートレッスンしてくれる先生を見つけた方がいいかもしれませんね。
あと、大学という手段もあります。イタリアの大学は卒業は難しいですが、入学は簡単で、年間学費も安く、外国人向けにイタリア語を教えている大学もあります。
留学したい人のために書いている記事なので、手順など違うところもありますが「大学入学のイタリア語レベル」を参考にしてください!
\イタリア生活のお役立ち情報/
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