海外生活を送っている人をみると、素敵だな~かっこいいな~と憧れていました。
しかし、実際にイタリアで生活すると不便なことが多く大変です。
とくにイタリアはねw
海外生活は大変だとわかってた上で移住したいと思ってましたが、実際に住んでみるとヒシヒシと感じました…笑
今回は、日本人だからこそ海外生活(主にイタリアについて)で大変だと思ったことを紹介します!
なんでもスムーズに行かない
海外で暮らしていると、日本のスムーズさのありがたみがよーくわかります。笑
- バス、電車はよく遅れる
- ストライキで運休
- 住民票を移動したりなどの手続きに長い日数がかかる
- たらい回しにされる
- 何もかもアバウト
- 周りに気を使わない
などなど。
ストライキ
ストライキは事前に知らされますが、でも、その日に海外へ渡航する予定や、どうしても外せない予定がある人は、移動手段がなかったらどうするんでしょう。
たらい回し・手続きに時間がかかる
イタリアの場合、全国で統一されているわけではなく、州や町によって各手続き方法が変わってきます。
そのため、人によって言うことが変わってきてたらい回しにされたり、例えスムーズに行ったとしても、書類が発行されるまでや承認されるまでにながーい時間がかかります。
私の免許証の切り替えも、イタリアに来て一年ちょっと過ぎたころ、やっと手元に届きました。
しかもただ待っていたわけではなく、その間に何度も手続きに足を運び、あとは待つだけの状態で三か月…。
日本人の友達も、書類の更新に苦労したそうです。
役所に行き、コレコレが必要ですと言われたのでまた後日足を運ぶと、今度は別の人に全く違うことを言われ、何度も何度も往復したのだとか。
何もかもアバウト
一例として、上に書いた免許のことなんですが、私は日本で普通自動二輪の免許も取得していました。
普通自動二輪は400ccまでのバイクを運転できるのですが、イタリアにはこの免許がありません。
125ccまで(日本でいう小型)の免許か、全バイク運転できる(日本でいう大型)免許、イタリアではこの2種類のみです。(原付は除く)
この切り替えも担当した人次第らしく、私は125ccまで運転可能の免許に書き換えられましたが、他の方は大型の免許に書き換えてもらったらしいです…。
せっかくお金払って通って中免とったのに、小型しか運転できないとかひどすぎる
周りに気を使わない
歩道のど真ん中や、出入口付近で立ち話している人が多いので、めちゃくちゃ迷惑。
後ろに車がつっかえてようが、知り合いに会ったら車を道の真ん中に止めたまま話始めたり。
アメリカンドラマだけの話かと思ったけど、本当にあるんですね笑
こういう人が多いので、役所や郵便局など待っている人を気にせず、やたら待たされたりします。
そのくせ、時間になれば待っている人はお構いなしで閉館します。
何でもスムーズに行くことに慣れた日本人からしたらストレスだと思います。
商売のやる気のなさ
他のヨーロッパはどうなんでしょう。
イタリアは、ブティックやスーパーは昼休憩(だいたい13時~16時まで閉店)があったり、日曜日営業していないところがあります。
日曜日営業した方が儲かるんじゃないの?
スーパーの閉店時間も20時~21時半と、あまり遅くまでやっているところは少ないです。
(うちの近所の大きなスーパーはリニューアルして23時までの営業になりました!!快挙です。ただし、夏の期間だけで8月下旬から20時半閉店)
コンビニもなく、スーパーも24時間営業のところはミラノなのど都会で数店舗あるぐらい。
バスも、この田舎では日曜日・祝日は運休…。
平和ボケに注意
私が住んでいるところは田舎なのでローマやミラノなどに比べたら安全です。
だけどだいたいの家には防犯アラームがついています。(誤作動でよく鳴っていますw)
田舎でも注意しないといけない、かつやりがちなことは、
車の窓から見えるところにモノを置かない。
ローマとかは当たり前の当たり前ですが、田舎でも近年難民が増えているので注意です。
例え、上着など盗まれても問題ないものだとしても、モノが置いてあるだけで「この車の主は注意力に欠けているから、トランクの中に何かあるかもしれない」と狙われやすくなります。
犯罪者も無暗やたらに片っ端から車上荒らしはしないと思うので、トランクなど死角になるところにしまえば狙われにくいですが、貴重品は手元に。
経験者は語りますwはい、私は一度被害にあっています。
他にも、人が多いところや地下鉄でリュックは後ろにしてはいけません。
友達はリュックをカッターで切られたらしいです。
レストランでも、カバンを置く位置に注意です。(とくに入り口付近のテーブル)
などなど、日本人は平和ボケしているところがあるので、より気を付けないといけないですね。
私はトラウマで、例えトランクの中でも車から離れたら怖いです。笑
トランクに入れるときも、誰かみてんじゃないか?とか気になっちゃいます(;’∀’)
和食好きには大変
食は結構大事です。三大欲求ですからね!
イタリアは美食の国と言われていて、初めて旅行で来た時はなんでもかんでも美味しい!日本人に合う!と思っていました。
が、実際に暮らしてみると、結構しょっぱかったり、イタリアン料理は味付けがシンプルなものが多く、食べ続けてると飽きてきます。
日本にいた頃、私はお寿司は好きか嫌いかと言われれば好きな方、というぐらいでしたが、今では恋しくて恋しくてたまりません笑
こっちではネタが少ないし、高コスト低クオリティなため、食べても食べても満たされず、またすぐ食べたくなる、でも満たされない、という負のループ…
魚好きじゃない、という人はいいかもしれませんね笑
でも、和牛のスジが通って舌でとろけるような牛肉もこっちでは見つかりませんよ。。
まとめ
海外移住.comさんによると、「移住したい国ランキング」でイタリアは19位!
しかし、実際定年後にリタイアメントビザでゆっくりイタリアやヨーロッパで暮らしたいという人は少ないです。
若い人なら体力もあり、語学の吸収も早いので、住みたい国に行こう!と思えるかもしれませんが、年を取れば取るほど、慣れない外国語や文化は大変になってくると思います。
ヨーロッパは物価が高く、また住み慣れた日本の利便性とはかけ離れているため、物価が安く、文化も近く、日本人も多いマレーシア・タイなどの東南アジアを選ぶ人が多いのでしょう。
それだけヨーロッパの生活は日本とは違うということ
海外移住考えている方は、よーく考えて、日本と違うところを理解してから、の方がいいですね。
今回はイタリアの良くないところを書きましたが、「イタリアの素晴らしいところ【移住して感じたこと】」に良いところを書いてますので、ご覧ください!
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