10月の終わり、オリーブの収穫を手伝いにいきました!
1日で終わらせたかったのですが、結局まるまる2日かかりました…。
(絶対1日じゃ終わらない!!)
このオリーブ収穫のことをイタリア語ではRaccolta olive ラッコルタ オリーベと言います。
今回はその収穫したお話。
イタリアはそこら中にオリーブの木がある
イタリアはどこに行ってもオリーブの木がありますね。
オリーブの畑はもちろん、道路脇や駐車場にある街路樹もオリーブ!!
両親、祖父母、もしくは親戚の誰かしら必ずオリーブ農園やっているのでは?というぐらい、オリーブ農園がたくさんあり、イタリアに住んでいる人は市販のものではなく誰かしらのオリーブオイルを使用している人が多いです!
私が手伝ったのも、旦那のおばあちゃんち。
友達んちに行っても「オリーブオイルいる?」なんて聞かれますw
私の実家は長野ですが、長野もよく「りんごいる?」と聞かれるので、りんごは買ったことがありませんw
巨峰のような美しいオリーブの実
オリーブの実って、巨峰みたいな色してて美味しそうなんですが
そのまま食べてもおいしくないみたい…
↓ブドウの実みたいじゃないですか?
オリーブの収穫方法
まず、木の下にネットを広げます。
そして手作業の場合は、熊手みたいな道具で上から下に髪の毛をとかすようにしてオリーブを落としていきます。
オリーブの葉っぱは鋭利なので肌や目を傷つけないように注意。
手作業だけでなく、もっと作業効率のいい機械もあります。
パタパタとする機械で落としていきますが、これもまたオリーブの鉄砲が飛んでくるので注意!笑
そしてネットに落ちたオリーブをネットごと持ってカゴにいれます。
この繰り返しをして、どんどん移動していきます。
たくさん収穫できました!
これを業者に持っていき、オイルを抽出してもらいます。
朝早くから集合して、日がくれる夕方まで作業し、まる2日かかりましたー。
お茶の時間に、ジュースやエスプレッソとお菓子を食べたり、昼食はみんなでおばあちゃんが用意した料理を食べたり、なんとも懐かしかったです。
うちの祖父母はりんご農家だったので、小さい頃、よく手伝ったり、3時のおやつにおじゃましてました。
出来立てのオリーブオイル
香りが強く、少しピリッと辛かったです。
新鮮なオリーブオイルは緑色をしていて、時間がたつと黄色になっていくそうです。
白いお皿に去年のと今年のを乗せて比較写真撮ろうと思ったのですが、写真だと違いがわかりづらかったのでやめました。
もし出来立ての新鮮なオリーブオイルをもらったら、なるべく早めに、そして火を通さずサラダやパンにかけて生のオリーブオイルを楽しんでください!
火を使った料理に使う場合は、新鮮なオリーブオイルだともったいないので古いオリーブオイルを使用します。
地域によって味が違う
イタリア全土どこにでもオリーブの木はありますが場所によってオリーブの種類が違うため味が全然違います。
辛めの味だったり、クセがあったりなかったり、こだわる人は料理に使い分けます。
実の大きさも様々で、収穫時期も違います。
まだ緑色のうちから収穫したり、熟して落ちてから収穫するところもあるみたいです。
熟して落ちたオリーブのオイルは味が濃くて辛いらしい。
ここアブルッツォはその半分。
色が黒くなってからだけど、落ちる前に収穫します。
イタリアのオリーブオイルは全然違う
日本で市販されているオリーブオイルとイタリアで味わうオリーブオイルは全然違います!
初めてイタリア産のオリーブオイルを食べたときは感動し、購入したフランスパンにオイルをつけて永遠と食べていられました笑
日本でもデパ地下やイタリア食材店等でイタリア産の輸入オリーブオイルが手に入るので、是非試してみてください!
サラダにはドレッシングを使わず、オリーブオイルと塩、お好みでバルサミコ酢をかけるのがイタリア流。
あとは盛り付けられたパスタに生のオリーブオイルをかけたりもします。
オリーブオイルは体に良いため、毎日摂取するとお通じ改善、美肌効果などもありますよ!
もし購入するのであれば、EXTRA VERGINEの一択なので表示に注意してください。
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