ミラノに四泊して昨日戻ってまいりました。
今回はアブルッツォ州在住の私がミラノに3回訪れてみて、「住むにはどうなんだろう」と思った感想を素直にお伝えしたいと思います。
ミラノの冬の天気
ミラノの冬は天気が悪いことが多く、寒いし、霧もかかっていて、日照時間が短いです。
私がミラノに行くときは毎回冬なので、毎回天気が悪いです。
今回も初日・2日目が雨でした。
そして朝7時半に起きた私は、窓をあけてびっくり!なんとまだ真っ暗!
ミラノの冬は機嫌悪くなりそう。笑
東京に似ているミラノ
イタリアの中で、どこが一番東京に近いかと言えば、やはりミラノだと思います。
買い物に関して、都会っぽいというか、私の住む田舎では手に入らないものがたくさん。(東京ほどではないけれど)
遅くまで開いているスーパーもある。(日本ほどは多くないけれど)
そしてイタリア人の中でもミラネーゼ(ミラノの人)は気取ってて、無愛想な人が多い印象。
仕事に関しても、ミラネーゼはバリバリ働き休みが少ないそうです。
首都をミラノにすべきという声もあるみたいです。
イタリアの首都はローマですが、ローマは遺跡が多いため観光客も多いし、住む人口も多いです。(日本人はミラノのほうが多いみたいですが)
しかし、都会という感じではありません。
ミラノでショッピング
ミラノのドゥオモ横にあるLa Rinascenteというデパートはまるで伊勢丹のようにオシャレなもの(同時にバカみたいな価格)が豊富に売っています。
建物の複雑さは新宿の小田急百貨店みたいです笑
実際に必要性があるかどうかは置いといて、個性的なものがたくさんあり、プレゼント探しやウィンドウショッピングには楽しい場所かと思います。
さすがファッションの街、ミラノだけあって、ブレラ通りというアートな通りがあります。
画材店や、セレクトショップ、生地屋さんなど。
アーティストには欠かせない通りだと思いますが、画材は日本製のものが多く、日本で買うよりも値段が跳ね上がっています。
ミラノにはコンビニっぽいお店がある
アブルッツォ州のスーパーは、一人暮らしの人にはあまり優しくないというか、出来合いのものは少なく、パパッと買えてパパッと食べられるものがありません。
一方、ミラノのスーパーでレンジでチンするだけのパックに入った料理が多い印象を受けました。
とくにPamというスーパーは、コンビニに似ていて、遅くまであいており(と言っても22時まで)、一人暮らしや旅行者などには便利ですね。(ローマにもPamはありますw)
住むなら田舎か都会か?
もし住むなら…と考えたとき、どっちもどっちかなと思いました。
ミラノは人は冷たいが、電車も遅くまで走っていて、買い物にも便利です。
東京に慣れている人は、住みやすいと思います。良くも悪くも都会です。
私はたまたまの縁でアブルッツォに来て、今の旦那と知り合ったので、あまり選択の余地なくここに住むことになりましたが、もし旦那と知り合ってなかったとしても、ローマやミラノには住んでなかったと思います。
せっかくイタリアに住むなら少し田舎で、イタリア人らしいのんびりとした生活もいいと思います。
東京の喧騒や、セカセカした生活からとても離れているので、ストレスは少ないです。
イタリアは日本みたいに過疎化が少ないため、田舎でもそこまでさびれているところは少なく、それぞれが自分の街を敬愛しているので、私は素晴らしいなあと思います。
イタリアは南に行けば行くほど、生活は不便になりますが、より異文化を感じると思います。
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