海外に行くと、日本の公共のトイレは本当にキレイで使いやすいところが多いと実感します。
イタリアの公共のトイレは「汚い」「便座がない」「鍵がない」「どうやって水流すの!?」なんてトラブルがよくあります。
また都市部や主要駅のトイレは有料のところがあり、有料だからと言ってキレイとは限りません。
日本とは勝手が違い不便で困ることが多い!イタリア旅行の前にトイレ予習しましょう!
便座がない!?あっても座っちゃダメ!
飲食店・ショッピングモール・駅・サービスエリア…全てではありませんが、便座がないところがちらほらあります。
便座がない場合、中腰で用を足しましょう!間違ってもすわっちゃダメ!
みんな中腰で用を足しているため、結構汚いです。
やってみるとわかりますが、女性が中腰で尿をするのは難易度高めなので、便器のフチも床もびしゃびしゃな場所もめずらしくないっ!
便座があっても座らないようにしましょう!
それゆえ、便座が設置されてたとしても中腰のままする人もいるため、便座が汚れていることもしばしば…。
便座があったとしても、そんな便座に座るのは嫌ですよね?
なので便座があっても、便座を上げて中腰で用を足すのをオススメします。
とはいえ中腰ができない人もいると思うので、やむを得ない場合は、トイレットペーパーを便座に敷いたり、消毒液で拭いたりしましょう!
(怪我などで中腰ができない+便座がない場合、みなさんどうしているのか不思議です。イタリアでの老後は不安でしかない…)
ただし、日本のように便座シートや消毒液が常置されているところは多くないので、携帯することをオススメします!
便器の位置が高い…
やたら便器が高いトイレにたまに遭遇します…。
これ、普通に座っても私の身長(160cm)だと足が軽く浮いてしまうぐらい高く、小ならまだしも大をしたい場合は踏ん張れないのでかなり大変だと思います…笑
こんなに位置が高い上、便座がなかったらもうアウト。よっぽど足の長い人しか不可能だと思います。
中腰で、膝がまっすぐの状態で用を足せますか?
下手したら自分の服や靴にかかってしまいます…。
なんでこんな高い便器を作ったのでしょうか。
(位置が高いのは車いす用なのかもしれませんが、それにしても便座がなければ全く意味はないと思いますが…)
髪の毛が長い人は注意!!
中腰で用を足すとき、髪の毛が長い人は気を付けないと床に髪の毛が触れます…汚(お尻まで長かった私の経験談)
↑便器の位置が高いと膝が曲げられず、下手すると床に触れる恐れがあります。
便座のないトイレは余計に床が汚れているので、万が一触れたら、その場で髪の毛を切り落としたくなります。
用を足す前に、髪の毛を束ねましょう。
鍵がない!鍵が壊れている!
「鍵が壊れている」「内鍵がそもそもない」なんてことも珍しくありません。
ちょっといいレストランですら、内鍵や便座がないトイレもざらです。
内鍵を閉められなければ、諦めてちゃっちゃと用を足すしかないですね笑
そのため、トイレを利用するときは鍵がかかっていなくとも、必ずノックをしましょう。先客がいるかもしれません。
また、鍵を閉めたはいいものの、開かない!どうやってあけるの!?と軟禁される可能性もなきにしもあらず…。
イタリアでトイレに行く際、私は必ずスマホを持っていきます。万が一閉じ込められても助けを呼べるように…。
無人なのに鍵がかかってる!?
鍵がかかっているのに、ずっと待っていてもトイレから人が出てこない。音がしない…。
実は、鍵をもらわないとトイレが使用できない、というパターンもあります。
レストランではあまりないですが、バールやカフェテリア、またはスーパーやホームセンターなどのお店では珍しくありません。
バールとは?→「イタリアのバール!コーヒーの種類と楽しみ方、知らないと損!」
トイレットペーパーがない
トイレットペーパーがないこともしばしばなので、ティッシュを常備しましょう…。
トイレに席を立つ際は、必ずティッシュを持って行った方が賢明です。(あとスマホも!)
流す場所がわかりづらい
イタリアのトイレは流すボタンの位置が様々。わかりにくいですが必ず存在はするので、よく探してみてください。
・壁にボタンがある
・タンクに押すところがある
・タンクが頭上にあり、タンクの底にボタンがある
・チェーンを引っ張る 等々…
駅のトイレは有料
駅や観光地のトイレは有料なところがあります。(主要駅はほとんどが有料と考えましょう)
スタッフが駐在していて渡す場合もあれば、コインを入れると扉が開く自動タイプもあります。
両替機なんてものはないので、自分で小銭は用意しなければいけません…。
使用料は0.50€~1€が相場ですが、ベネツィアのカーニバルのときは3€とられると聞いたことがあります。(真相は不明)
外出中にトイレに行きたくなったら…
イタリアでは、日本ほど用を足せる場所がありません。コンビニはイタリアには存在しません。
レストラン
レストランで食事をしたら、店を出る前にトイレに行くことをオススメします。
次いつトイレが見つかるかわからないので、必要としてなくともなるべく済ませておいたほうが賢明です。
バール(喫茶店)
イタリアはそこら中にバールがあり、トイレ目的で利用する人も多いです。
トイレを借りたら礼儀として何か注文しましょう。(連れの人だけ注文するのもOK)
イタリアは立ち飲みで、エスプレッソ(1€)をサッと飲んで出ていく人も多いので気軽に入れますよ。
バールとは?→「イタリアのバール!コーヒーの種類と楽しみ方、知らないと損!」
観光施設内のトイレ
美術館等の観光施設には、トイレが常設されているのがほとんどです。
ただし混んでいる観光地だとやはりトイレも混んでいたり、汚かったり、トイレットペーパーがなかったりします。
駅や電車内のトイレ
どこの駅でもトイレはあるはずです。(壊れて使用不可でない限り)
ただし上にも書きましたが、駅構内のトイレは有料のところが多いです。
また電車の車内にもトイレがあります。(地下鉄ではなく、地上を走る列車。地下鉄はおそらくないと思います)
車内は無料で、意外と駅構内のトイレよりキレイなことも!
スーパーやドラッグストア等のお店
観光地の小さなスーパーだとトイレは貸し出していない可能性があります。
なので少し外れた大きなスーパーやお店に行く必要があるかと。。
さいごに…
日本のトイレに慣れてしまうと、海外のトイレは不便です。
潔癖症の人は忍耐が必要…笑
また、場所によっては夜の公共トイレは危険な可能性もあるので、男性と同伴するなど女性は注意してください。
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