イタリア人旦那の「本当の、本場のカルボナーラのレシピ」を公開します!
本場のカルボナーラは、生クリームや牛乳を使わないため、イタリア人からすると日本のクリームスープ状のカルボナーラはあり得ないそうです。卵の黄身とチーズでコクを出し、また、卵はほぼ生の状態がベスト。
イタリアのレストランでは卵はちゃんと火を通さないと提供できないため、レストランで美味しいカルボナーラは存在しないそうです。
(…と言うけど、美味しいカルボナーラを出すレストランもありますけどね!)
材料 1人前
パスタ | 一人前(100g) |
グアンチャーレ/パンチェッタ | お好みで適量 |
お好みで玉ねぎ(みじん切り) | 1/4玉 |
オリーブオイル | 少し |
【ソース】 | |
●卵の黄身 | 3~4個 |
●水 | 10mlぐらい |
●ペコリーノチーズ(粉チーズ) | 一つかみ以上 |
●黒コショウ | 適量 |
●塩 | 味見しながら加塩 |
●粉唐辛子 | お好みで |
【仕上げ】 | |
●黒コショウ | 適量 |
●ペコリーノチーズ(粉チーズ) | 多めに |
パスタ
生の少し平たいロングパスタが一番適していますが、ない場合は乾麺のスパゲッティでも、ショートパスタでもお好きなパスタでOK
グアンチャーレ/パンチェッタ
本来はグアンチャーレという豚の頬肉を使いますが、パンチェッタでもOK。
どちらも手に入にない場合は、豚トロや豚カルビ(厚切りの豚バラ)でも代用できます。
↑薄切りではなくこのくらいの厚さのお肉を用意し、細長くまたは四角に適度な大きさにカットしてくたざい。
玉ねぎ
本来はカルボナーラに玉ねぎは使いませんが、あるとまた美味しいのでお好みで。
●卵の黄身
卵が体質的にたくさん摂取できないという方は、卵2個でも作れます!
逆に濃厚にしたい場合は卵を多めに使用してください。
白身は使う可能性があるので、捨てずに別の容器に取っておいてください。
●ペコリーノチーズ
ペコリーノチーズ(ペコリーノ・ロマーノ)とは羊乳から作られた香りが高くクセのあるチーズ。
パルミジャーノ(パルメザンチーズ)でも代用は可ですが、日本のスーパーで市販されているものは香り・味があまり良くないので、できるだけいいチーズを用意してください!(チーズで味が左右されます)
作り方
①パスタは少しかためのアルデンテに茹でる。
(茹で時間が短い場合は先に②~⑤の工程を行ってからパスタを茹でてください。)
②パスタを茹でている間に、フライパンに少しオリーブオイルをひいて玉ねぎを炒める。
③玉ねぎの香りをオリーブオイルに移すイメージで、少し炒めたらパンチェッタを加える。
④グアンチャーレ/パンチェッタをカリカリに炒める。
⑤この間に、ソースの準備。ボウルに●の材料を入れ混ぜ、クリーム状にする。
※もし水っぽくなってしまったら、卵白とペコリーノチーズを入れて調節。
⑥パスタが茹で上がったら水を切り、すぐに鍋に戻す。
➆パスタが入った鍋にパンチェッタと玉ねぎ、⑤の卵のソースを加える。味見をして必要なら塩を加える。
⑧弱火にかけ、1分混ぜる。(卵が固まらない程度で)
➈火をとめすぐにお皿に移し、チーズと胡椒をかける。この時のチーズも多めで!
完成~!
冷えたロゼのワインが一番合うよ。なければ白ワインでも。赤ワインだと重すぎちゃうよ。
卵を大量に使うので、美味しいけど結構重めです。作りすぎ注意w
是非、試してみてください~!
イタリア人にとってのカルボナーラ
カルボナーラは実はすごく簡単なんです!
ローマ発祥ですが、イタリアの卵かけご飯と言われるほどイタリア全土で食べられている家庭料理です。
ローマ旅行に行ったらカルボナーラを求める人は多いと思いますが、やはりレストランによっても味は違います。
ここ「絶品ローマ料理が楽しめる!トラステヴェレのレストラン「Papa Re」」は私のオススメなのでよかったら参考にしてください!
このレシピの旦那が作るカルボナーラは美味しいレストランにも負けないほど美味しいです!
チーズが決め手になるので、なるべく香り高くて質のいいペコリーノチーズまたはパルミジャーノを使用してくださいね。
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