イタリアの料理は美味しく、日本人の口によく合います。
が、色んな料理を食べていると気づくのが
結構しょっぱい料理も多い。
ですがイタリア人たちは平気で食べています。
保存食のため塩分が高い
例えば
- Salsiccia サルシッチャ…ウィンナー
- Prosciuto プロシュート…ハム
- Oliva オリーバ…オリーブ
これらは保存食のためもあって塩分が高いので、それだけだと結構しょっぱいです。
なので、生ハムなどはパンに挟んだりするのが一般的ですが、イタリア人はパンに挟む生ハムの量もハンパじゃない。
サルシッチャも美味しいのですが、焼いたのをまるまるひとつを食べるならパンが何切れか必要…
茹でると塩分が逃げるので私はいつも茹でて食べています。
オリーブも瓶詰めにされているのは塩が入っていて、パクパク食べていると舌が痛くなってきます笑
なので、これらの食材が料理に使われている場合も、料理によっては予想以上にしょっぱかった!!なんてことにもなりかねますので、ちょっと注意。
この、保存食量のしょっぱさに慣れているか慣れていないかの違いで、日本人にとってはよりしょっぱく感じると思います。
それ以外にも、イタリアの料理は塩で味付けする料理が多く、塩をふんだんに使って味付けします。
イタリアも長寿の国のひとつ
私がよく読ませて頂いてるブログでも、イタリア人と結婚してから塩の消費が増え、健康面で心配だと書いてありました。
私も、イタリアに来る前に
「日本人が海外に移住したら寿命が短くなりそうだよねー」
なんて冗談を言っていました。
ですが、イタリアって長寿の国のひとつだったのです。
知ってましたか!?
男女の平均は日本が1位でイタリアは6位。
男子の平均は両国並んで6位。
6位とは言え1位と一歳しか変わりません。
なので日本人がイタリアに移住しても寿命はほとんど変わらないかもしれません。
なぜこんなにも塩分取っていて長寿なんでしょう…
少し調べてみると、チーズ・トマト・オリーブ・魚介・エスプレッソが秘訣みたい…
なんだかこじつけな気もしますが、確かにオリーブはそうかもしれません。
オリーブオイルは体にいいとよく聞きませんか?
イタリアではオリーブが安く、また買わなくても誰かからもらえるので惜しみなく使えます。
私は日本にいた頃、オリーブオイルで天ぷらを揚げて贅沢ぶっていたのですが、イタリア人からしたらオリーブオイルは香りが強いから揚げ物には合わないらしく、菜種油を彼らは使っています。
なんて贅沢な!!
オリーブオイルでもおいしいぞっ
トマトも、再生してくれるのでお肌以外にもガンにも効くと聞いたことがあります。
長寿の国は塩分摂取量が多い?
しかし塩分について思い返してみると、日本もわりと塩分をとる国では…?
ネットで調べてみました。
すると…
イタリアも日本も、基準を優に超えている…だと!?
しかも日本の方が摂取量が多い。
冷奴に醤油、納豆に醤油、魚の塩焼き、梅干し、漬物…これらが積み重なると結果、イタリアより塩分量が高くなるのでしょうか。
(ちなみに母曰く、味噌は塩分をとっても排出してくれるので、多くとっても問題ないそう)
しかし、日本食がしょっぱいと感じたことも聞いたこともないので少し不思議です。
感じないのに、塩分過多というのはちょっと怖いですね。
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