ティラミスってイタリアのドルチェってご存知でしたか?私はイタリアに来るまで知りませんでした笑
さらにティラミスってあまり好きでもなかったのですが、本場イタリアのティラミスは今まで日本で食べたティラミスよりも格段に美味しく、甘いものがそんなに好きではない私もレストランにティラミスがあると注文してしまうほどです。
さて、今回たまたまお邪魔したおうちのマンマがこれからティラミスを作るというところだったので、作り方を拝見させていただきました!
ティラミスは早く簡単に作れるため、家庭でもよく作られているそうです。
火を通さないため、調理道具はハンドミキサーとヘラさえあれば作れちゃいますよ!
材料
※教えてもらった通りの分量を記載しますが、パーティーに持っていけそうなぐらい大量になるので調節してください!
▽モカまたはエスプレッソ 500ml以上
▽卵 3個
▽砂糖 大さじ3
▽マスカルポーネ 500g
▽生クリーム 200ml
※スプレー缶タイプのは×
▽カカオパウダー(甘くないもの) 適量
▽アマレットまたはお好みのリキュール お好みで(無くても可)
▽Biscotti savoiardi 200gのパック×2袋
※以下、サヴォイアルディと表記
※イタリアにお住まいの方は、個人的にはサヴォイアルディよりも『Pavesini』という商品名の、薄いサヴォイアルディがオススメ。
Biscotti savoiardi(ビスコッティ・サヴォイアルディ)とは
サヴォイアルディはサクサクとした軽いビスケット。イタリアでは朝食やおやつとして親しまれています。
ヌテッラを塗って、サンドにして子供たちのおやつに食べられているそうです。
作り方
下準備①:モカまたはエスプレッソを用意します。
イタリアではこのモカ・ポットがどこの家庭にもあります。モカまたはエスプレッソなんて用意できないよっという人は、濃いめのドリップコーヒー(またはインスタント)で代用できそうです。(イタリア人には認められなさそうですが笑)
下準備②:生クリームを角が立つまでしっかり泡立ててください。
下準備③:卵を卵黄と卵白に分け、卵白は全てメレンゲにしてください。(こちらも角が立つまで泡立てる)
①ボウルに卵黄と砂糖を入れ、ハンドミキサーでしっかり混ぜます。
このぐらいに白っぽくなるまでしっかり混ぜてださい。
②1のボウルににマスカルポーネを少しずつ入れながらハンドミキサーで混ぜます。(マスカルポーネは全部入れてください)
③さらにメレンゲを入れてヘラで混ぜ、泡立てた生クリームも混ぜます。
これでクリームは完成!このクリーム、めちゃくちゃ美味しくてこれだけでもいけちゃう…!
こちらのマンマは子供の頃、サヴォイアルディにこのクリームをつけて朝食に食べていたそうです。
④サヴォイアルディをエスプレッソに浸して容器に敷き詰めていきます。このとき、エスプレッソにお好みでアマレットを少し入れます。
小さなお子さんが食べる場合は入れない方がいいかもしれません。
指がエスプレッソに染まってしまうため、ビニール手袋を使用するのをオススメします!
ポイント:エスプレッソに浸し過ぎず、少なすぎず…
⑤クリームを塗ります。
写真はPavesiniというサヴォイアルディよりも薄いビスコッティを使用しているためクリームは少なめですが、一般的なサヴォイアルディを使用する場合はもう少しクリームを厚く塗った方がいいかもしれません。
⑥4と5を繰り返して層を作っていきます。
➆最後にクリームを塗り、仕上げにカカオパウダーをまぶして完成です!
食べる際はスプーン等ですくってお皿に盛り付けてください!
簡単でしょ?
すぐに食べてもいいですが、冷蔵庫で冷やしてから食べるとより美味しいです。
ちなみにレシピ通りの分量で作ると、量は上の写真アルミの容器1つと半分が作れます笑
応用レシピ「イチゴのティラミス」
モカやエスプレッソの代わりにイチゴのジュースを使っても美味しいのだそうです!
クリームまでは上記のレシピ通りに作り、④でサヴォイアルディをイチゴのジュースに浸します。そして小さく切った苺も並べます。
私は試したことはないですが、興味がある方は是非試してみてください!
生卵について
ティラミスは火を通さない料理のため、生卵による食中毒の危険性が少なからずあります。
日本の場合は生食を前提に管理されているので安心できますが、イタリアや他の外国の場合は安全とは言い切れません。
しかしイタリアはティラミス、カルボナーラなど生卵を使った料理が多いため、比較的安心して食べられるのではないかと思います。
詳しくは「イタリアの生卵は安全!?生や半熟で食べても大丈夫?」にまとめてますので、イタリアで生卵を食べる際は参考にしてください!
今回レシピを教えてもらったマンマにも聞いてみました!
生卵って危なくないの?
そうね、少なからずリスクはある。だから私は新鮮な卵を使うようにして、なるべくリスクがないようにしてるわ。
余談:ティラミス(tiramisù)の発音
日本人のティラミスの発音とは違い、ス(sù)にアクセントをつけ強く発音します。
なので日本でイタリア語の発音で「Tiramisùください」と言うと、東北訛りに聞こえるかもしれませんね。笑
イタリアで注文したい場合は訛った方が伝わりやすいかもしれません!
\本格イタリアンレシピ/
コメント